その前後で同じことをやるにせよ
判断や行動が変わることが「学習」
昨年から
介護事業所の経営層のオンラインサロン
ケアデザイナーズラボの事務局を担当しています。
これまで計26冊以上(しかもジャンル全て違う)執筆してきた酒井穣氏より
サロンでの中で毎度、語られることばなのですが
排泄ケアの研修の中でも同じで
【知った】 だけではまだ行動が変わるまでは
腹落ちしていなくて
知ったその後、
自分の判断や行動といった具体的なものが変わるのかどうか、を
大切にしたいなと思ってお話しをさせてもらっています。
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でも
学びの中やチームで動いていると
メンバーのそれぞれ色々な意見に
ドキッとしたり、傷ついたり、悲しくなったり
するかもしれません。
自分と違う考え方はあなたを否定している訳ではなくて
単に捉え方が違うだけ・・・!
ケアの仕事をしている方の目的は
「目の前の利用者さんの快・心地よさ」
を作っていくこと、ですよね🙏
きっとこれはどんな環境・施設種別でも変わらない目的となるはず!
なので
自分の考えとのギャップ、違いが多いほど
学びが多かった、ことになって
読んでくださっているあなたは
成長の階段を登っています!
たくさんの視点をもって
自分の人生の幅をひろげながら
いろんな方の生活の安心やケアについて考えていけたら良いですね。
と、そんな今日は
『何にいちばん困っていますか?』
お聞きするとお返事で一番多かったことの
〈 おむつを使用している方のお悩み 〉
についてポイントをお伝えします!
ポイントは「はかる」こと
陥りがちな悪循環のひとつに
【外漏れしてしまうから、パッドを増やす】
こと、ありませんか?
大は小を兼ねないのがおむつです。
外漏れした時に思う
「この人おしっこ多量だから」って思うそのパッドの量
ぜひ、一度でも良いので
はかりに乗せて
はかってみてください。
研修の時によくクイズを出しますが
たった200ccのお水しか入っていないパッドを
手に持って答えてもらうと
平均回答は「600から700cc」になります。
実量の倍以上ですね💦
でも実際には200ccしか入っていない・・・・
人の感覚はとても曖昧で
疲れていれば疲労度に比例するように
尿を吸ったパッドは重く感じます。
本当にあの方の尿量は多量なのか?
おむつで困ったことが出てきたら
はかりではかることを一番にお勧めします!
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