夏真っ盛りの7月、自然の威力を感じずにはいられない今ですね。
豪雨被害等でまだ大変な思いをされている方もいると思います。
自分にできることをしつつ、心から被害の縮小を祈っています。
さて、久しぶりのコラムですが
8月10日にtripleWさんのセミナーに登壇させていただきます。
私のパートは「トイレでの排泄に向けて」という、大きな括りのテーマ。
なぜ、この表現になったかというと(先方の表現ではありますが)
大きな信頼を置いている、千葉県にある「はちす苑」さんでのお取り組みの結果が
経営面でも大きなインパクトをもたらしたことを、以前、苑長よりお伺いしたんです。
コロナ禍でもあり、クラスター対応やおむつ代の高騰があったにも関わらず
昨年より177万円、おむつ代が削減されたそうです。
もちろん、コスト削減のために排泄ケアをするのではなく(全く逆です)
利用者さんが心地よい生活をサポートしていく中で、結果としておむつ代が大幅に削減された、のですが
「排泄ケアって、頑張ってもどうしようもないでしょう」
もし、そう思って、前向きな取り組みを止めてしまうことがあるならば
良いケアを実現している施設があることを、知りさえずれば、明るい希望になる。
そう、思っているからです。
苑長に詳細をインタビューしてお聞きする際、こう話されました。
「三大介護をしっかりしていくことが
結果、収益や稼働率の安定にもつながっていくことを痛感している」と。
逆に、三大介護(入浴・食事・排泄)の中で
最も時間と負担感を感じやすい排泄ケアをどう考えていくか、しかないとも。
心地良い排泄ができるようになると、認知症の方の周辺症状も落ち着いて、生活ができるようになっていく。
その様を、実際に目で見ることが大切だ、とも。
やはり実践者の方からの言葉には重みがありました。
もちろん簡単なことばかりではないけれど、私たちには「やり直す」ことができます。
同じ日勤でも
「今日はできなかったけれど、次の日勤の時にはもう少し気を付けてみよう」とか
少しでも良くしようとできるから。
他の仕事より、その期限は短いかもしれないけれど
「一度出来なかったらダメだ!」なんてことはないですから。
今日がダメでも、明日、もう少し良くしようと思える人が増えれば嬉しいなと、
そう願いながらセミナーの内容を作っています。
あ!肝心の8月10日のセミナーですが
Dfreeの解説等はもちろんtripleWの方が行います。
何度も繰り返しお伝えしている
「排泄ケアで困ったら、まずははかってみる!」
そのツールとしてDfreeは膀胱内を測定し、排尿傾向の分析もしてくれるのが
おすすめポイントです。
Dfree少し知りたかったなという方や、はちす苑さんの事例について知りたい、
そう思う方はぜひ こちらから詳細ご覧ください。
2023.8.10 追記
無事にセミナー終了いたしました。
ご参加者の皆様からのたくさんのご質問も含め、大変盛り上がり
あっという間の時間でしたが、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
Dfreeさんの端末のことや
使い方など詳細については、私の方にお問い合わせいただいてももちろんOKです。
とても現場のことをご存知で、ケアにも幅広い視野を持たれている担当さんをご紹介いたします!
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